落書きでわかる暗号通貨

クリプタンベビーが大人になるまでの物語

4.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(カウンターパーティ編)

(物陰から顔を出し入れしながら)こんにちは!さよなら…こんにちは!さよなら…

こんにちはまつかぶです。

BTCとかMONAとかリップルとか色々えらいことになってますがみなさん元気ですか。

 

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前回箸休めでトレードに関する記事を書いたら普段の8倍近いアクセスが来ました。あの記事書くのにかけた時間、暗号通過講座の1/3なんですが…24倍コスパがいい。

みんな現金だな!

新規のみなさんもようこそ。ここは変な文と絵を読んでるだけで暗号通貨のことを理解したつもりになれる素敵なブログです。お勉強:トレード論で3:1くらいの割合でやってくつもりでいるのでよろしくお願いします。

 

さて今までの講座である程度下地がついたところなので、そろそろ新しい世界に飛び出してみましょう。

今回はカウンターパーティについて解説したいと思います。よろしくお願いします。

 

4.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(カウンターパーティ編)

 

貴方たちクリプタンベビーも一度は自分で暗号通貨を作ってみたいと思ったことはありませんか?

でも暗号通貨を作るなんて難しそうで無理無理…かたつむり…ですよね。普通

 

カウンターパーティとはそんな人たちでも簡単にコインを発行・取引できる素敵な場所(プラットフォーム)です。

Bitcoinブロックチェーンの上にのっかった追加機能です。

 

フィスココイン(FSCC)ネクスコイン(CICC)カイカコイン(NCXC)

この3つのコインに聞き覚えないですか?フィスコグループって企業が発行した暗号通貨で、Zaifでも取引できますね。

 

または、ブロガーが自分のコイン発行してブログに寄付してくれたお返しにそれを配るっての、見たことありませんか?

これら全部カウンターパーティつかって作られたものなんです。トークンの母。

そんなカウンターパーティの特徴はこちら。

 

Proof of burn(PoB)

前回の記事では分散合意アルゴリズムについて説明しましたね。

PoWはマシンパワーに応じて、PoSは持ち数に応じて、PoIは貢献度に応じて対応した通貨が貰えました。

カウンターパーティはProof of burn(PoB)と言って、Bitcoinを燃やし、二度と使えない状態にすることで一定数のカウンターパーティ内の通貨(XCP)が貰えます。

 

比喩抜きで言うと誰も引き出せないアドレスにBitcoinを送り、送られた量に応じて送り元にXCPを付与します。

燃やすことで生まれるって言うとなんだか危険思想チックなのでかわいい絵にしました。

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ただしこのXCPはすでに上限を生みつくしてしまったので、現在の入手手段は取引所で買う感じになります。

新しいトークンを発行する際にはこのPoB方式で、XCPを燃やして新しいトークンを生み出します。

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やったー!おしんコインできたよー!

カウンターパーティ用のアプリ「Indiesquare」を使えば数十分で作れちゃいます。

詳しい作り方は「Indiesquare トークン 作り方」でググれば手順が死ぬほど出てくるのでググっておくれ。

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素敵なセキュリティ

 

しかもカウンターパーティはBTCのブロックチェーンに相乗りしています。

BTCのブロックチェーンの取引記録の中にはカウンターパーティの取引記録が一緒に入ってます。

つまりセキュリティはBTCと同じです。作られたトークンもBTCと同じセキュリティを持ってます。すげえ。

 

作ったトークンを売れちゃう

こんな簡単にトークンが作れちゃうの!?

作りまくって売れば大儲けできるやん!ー!

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そう思った欲深きクリプタンベビー、たくさんいると思います。

でも暗号通貨を上場させるなんて難しそうで無理無理…かたつむり…ですよね。普通

 

なんとカウンターパーティにはなんとDEXという無人取引所が付いてます。

誰でも上場できちゃいます。売る相手さえいれば少量のXCPで無限にお金が生まれる…!

買ってくれる人がいればな

 

まとめ

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カウンターパーティではこんなことができます。すごいね!

スマートコントラクトは簡単に言うと作ったトークンに独自の機能を持たせるものなんですが、詳しくは次回の講座で解説します。今はこんな機能がカウンターパーティにあるんだねくらいで。

 

本当に簡単に作れるので暗号通貨クラスタにも実用してる方が多数います。

例えば、この

かなぴっっっっぴ (@4_0929) | Twitter

さん。オフ会に自分で作ったトークンを参加証にしてます。

kanapippi433.hatenablog.com

自分で作ったトークンをDEXで買ってもらうという行為がそのまま参加費と参加証明書になります。

キャンセルの時は代わりに出たいって人にトークンを売るか、主催者に買戻してもらう。

売れたトークンの数がそのまま参加人数になるので管理しやすい上に、ブロックチェーンに刻まれた記録なのでニセ参加証とかも作れないです。

なによりなんかテンションあがりますよね。こういうの。

こういった通貨以外の使い方もできるので、想像力しだいでなんでもできます。おもしろーい!

 

 

以上、第四回クリプタンベビー向け暗号通貨講座でした。

 

みんなに読んでもらえるということが本当にすっごいモチベーションになります。

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間違っている部分、気になった部分、わからない部分などありましたらいつでもコメント・Twitterのリプライ・DMなんでも構わないのでいただけるとうれしいです。

お返事遅くなるかもしれませんが、回答させていただきます。

 

それでは!

 

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復習用 今日出た単語

・カウンターパーティ

XCP(カウンターパーティ内で使う通貨)

・PoB(Proof of Burn)

・DEX(分散型取引所)

予習用 次解説するもの

・スマートコントラクト

応用編 調べると理解が深まるもの

・カラードコイン  

・Bitcoin2.0

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