落書きでわかる暗号通貨

クリプタンベビーが大人になるまでの物語

VACUSトークンWhitepaper&仕様詳細

※これは古い記事です。

 

 

こんにちは!台風で自転車小屋が骨組みだけになっていたまつかぶです!

 

今回は先のサービス"Avacus"で発行する"VACUS"トークンについて解説します。

 

暗号通貨講座は少しずつ書いてるのでどこかで1回挟むと思います。楽しみにしてもらってるかたがたごめんなさいね。応援してもらえると嬉しいです。

 

 

1.VACUSトークン概要

一言で言えば

サービスが成長するとホルダーが成長を利益としてそのまま受け取れるトーク

となっております。

Avacusの手数料はBTCで発生します。

いわゆるPoS通貨と違って還元分が売り圧力にならない+それを使ってサービスの支援ができるため、非常に中長期保有向けな設計です。

 

さて実際それがどんな仕組みになってるの?どう配布されるの?について。

こちら絵でまとめてみました。

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①Avacus内で誰かが取引する

②取引手数料が発生する(BTC)

③うち25%は運営費、のこり75%をホルダーの誰かに還元する(保有比率に応じた完全ランダムの抽選)

Avacus内で誰かが取引するたびに①-③が行われます。

ね、簡単でしょ。

 

と言いながらたぶん以下の2つの疑問が出たと思います

①どうやって還元分を受けとるの?

②どうやって抽選するの?

順に解説していきましょう。

 

受け取るには、Avacusと、VACUSを入れてる財布をリンクさせなければなりません。俺VACUS持ってるよ!って表明ですね。

 

Avacusが発行したコードを使ってあなたがVACUSを持ってることを証明します。

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こういうと難しいかもしれませんがTwitterで診断メーカーとか使うときに外部アプリを連携させるのに似た感じです。

詳しい手順はまた解説しますね。

 

抽選は単純に紐付けられてるVACUSの保有割合が当選確率です。

いっぱい持ってればそのぶん当たりやすくなります。

 

ただし、このままだとア○ゾンプ○イムデーなど一時的に多くの取引が期待できる日にトークンを買い込み売り抜ける人が出るなど、相場が荒れてしまうことが予想されます。

 

なので、それを防ぐ為に抽選の対象になるのは有効VACUSの残高ではなく

その"残高から発生した抽選権利"となります。

よくわかりませんね。図にしましょう。

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VACUSを持っていると毎日VACUSの残高-持ってる権利の10%の権利が付与されます。

残高がVACUSと同じ数になるまで毎日権利が増えていきます。

 

なので

多くの取引が発生する日にVACUSを買ってもあまり意味はありません。

これを実現するためにはもっと前日からゆるやかに買わなければいけないため、相場は上向きに安定します。

長期ホルダーはイベント日にポジションを無理に動かさなくてもよくなります。安心!

 

以上VACUSトークンの使い方、特性でした。

投資家が安心して長期保有できる設計に特化しています。

次回は具体的な販売方法についてのガイド、よくある質問について書くつもりです。よろしくお願いします。

 

 

サービス、VACUSトークンの内容についてのご質問、取材などのお話は

twitter.com

twitter.com

へDMまたはリプライを飛ばしていただけると助かります。対応させていただきます。

リツイート,メッセージ等皆さんの応援本当に感謝します。ありがとうございます。

 

 

ではでは!

【旧記事】新サービス「Avacus」ローンチにかかるトークン発行・売り出しのお知らせ

※これは古い記事です。

 

詳細告知が出来上がりました。

www.dropbox.com

 

サービス開発もほぼ終了しており、売り出し終了後まもなくサービスインする予定です。

会社名などは事務手続が来週中ごろには全て完了するのでその際に公表させて頂きます。

 

今回は単なるサービス拡充資金の調達手段以上の思いがあります。

開発はほとんど事前に済ませていることから感じ取って頂けると幸いです。

 

ICOは世の中の仕組みを変える大きなポテンシャルを秘めています。

起業家にとっては面白いアイデアを新鮮なまま実行できる救世主的な資金調達の手段となり、投資家にとってはハイリスクな未公開株投資のイグジットに頭を悩ますことなくリアルタイムで投資のリターンを享受でき、なおかつサービスを共に盛り上げることが運営・ホルダー全員のインセンティブに繋がる。

 

日本から世界に通用する面白いサービスを出す為の絶好の手段であり、今こそが日本が世界をリードする大きなチャンスです。

そしてこのICOをはしりとして、そのような認識を皆さんへ持たせたいです。

 

みんながICOをどう認識してどう使うかよって面白いものにもつまらないものにも変わります。

僕は一過性の錬金術としてICOの未来を終わらせたくありません。

今回はそのための実証実験です。

 

ここまで勢いで書きましたが、文はあまり得意ではないのでまた数日中にでも絵でまとめた僕なりのビジョンをUPしますので、もし興味がありましたら読んで下さい。

 

暗号通貨講座もこれまで通りやっていくつもりでいるのでご安心を。

 

とりいそぎ告知まで。

4.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(カウンターパーティ編)

(物陰から顔を出し入れしながら)こんにちは!さよなら…こんにちは!さよなら…

こんにちはまつかぶです。

BTCとかMONAとかリップルとか色々えらいことになってますがみなさん元気ですか。

 

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前回箸休めでトレードに関する記事を書いたら普段の8倍近いアクセスが来ました。あの記事書くのにかけた時間、暗号通過講座の1/3なんですが…24倍コスパがいい。

みんな現金だな!

新規のみなさんもようこそ。ここは変な文と絵を読んでるだけで暗号通貨のことを理解したつもりになれる素敵なブログです。お勉強:トレード論で3:1くらいの割合でやってくつもりでいるのでよろしくお願いします。

 

さて今までの講座である程度下地がついたところなので、そろそろ新しい世界に飛び出してみましょう。

今回はカウンターパーティについて解説したいと思います。よろしくお願いします。

 

4.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(カウンターパーティ編)

 

貴方たちクリプタンベビーも一度は自分で暗号通貨を作ってみたいと思ったことはありませんか?

でも暗号通貨を作るなんて難しそうで無理無理…かたつむり…ですよね。普通

 

カウンターパーティとはそんな人たちでも簡単にコインを発行・取引できる素敵な場所(プラットフォーム)です。

Bitcoinブロックチェーンの上にのっかった追加機能です。

 

フィスココイン(FSCC)ネクスコイン(CICC)カイカコイン(NCXC)

この3つのコインに聞き覚えないですか?フィスコグループって企業が発行した暗号通貨で、Zaifでも取引できますね。

 

または、ブロガーが自分のコイン発行してブログに寄付してくれたお返しにそれを配るっての、見たことありませんか?

これら全部カウンターパーティつかって作られたものなんです。トークンの母。

そんなカウンターパーティの特徴はこちら。

 

Proof of burn(PoB)

前回の記事では分散合意アルゴリズムについて説明しましたね。

PoWはマシンパワーに応じて、PoSは持ち数に応じて、PoIは貢献度に応じて対応した通貨が貰えました。

カウンターパーティはProof of burn(PoB)と言って、Bitcoinを燃やし、二度と使えない状態にすることで一定数のカウンターパーティ内の通貨(XCP)が貰えます。

 

比喩抜きで言うと誰も引き出せないアドレスにBitcoinを送り、送られた量に応じて送り元にXCPを付与します。

燃やすことで生まれるって言うとなんだか危険思想チックなのでかわいい絵にしました。

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ただしこのXCPはすでに上限を生みつくしてしまったので、現在の入手手段は取引所で買う感じになります。

新しいトークンを発行する際にはこのPoB方式で、XCPを燃やして新しいトークンを生み出します。

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やったー!おしんコインできたよー!

カウンターパーティ用のアプリ「Indiesquare」を使えば数十分で作れちゃいます。

詳しい作り方は「Indiesquare トークン 作り方」でググれば手順が死ぬほど出てくるのでググっておくれ。

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素敵なセキュリティ

 

しかもカウンターパーティはBTCのブロックチェーンに相乗りしています。

BTCのブロックチェーンの取引記録の中にはカウンターパーティの取引記録が一緒に入ってます。

つまりセキュリティはBTCと同じです。作られたトークンもBTCと同じセキュリティを持ってます。すげえ。

 

作ったトークンを売れちゃう

こんな簡単にトークンが作れちゃうの!?

作りまくって売れば大儲けできるやん!ー!

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そう思った欲深きクリプタンベビー、たくさんいると思います。

でも暗号通貨を上場させるなんて難しそうで無理無理…かたつむり…ですよね。普通

 

なんとカウンターパーティにはなんとDEXという無人取引所が付いてます。

誰でも上場できちゃいます。売る相手さえいれば少量のXCPで無限にお金が生まれる…!

買ってくれる人がいればな

 

まとめ

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カウンターパーティではこんなことができます。すごいね!

スマートコントラクトは簡単に言うと作ったトークンに独自の機能を持たせるものなんですが、詳しくは次回の講座で解説します。今はこんな機能がカウンターパーティにあるんだねくらいで。

 

本当に簡単に作れるので暗号通貨クラスタにも実用してる方が多数います。

例えば、この

かなぴっっっっぴ (@4_0929) | Twitter

さん。オフ会に自分で作ったトークンを参加証にしてます。

kanapippi433.hatenablog.com

自分で作ったトークンをDEXで買ってもらうという行為がそのまま参加費と参加証明書になります。

キャンセルの時は代わりに出たいって人にトークンを売るか、主催者に買戻してもらう。

売れたトークンの数がそのまま参加人数になるので管理しやすい上に、ブロックチェーンに刻まれた記録なのでニセ参加証とかも作れないです。

なによりなんかテンションあがりますよね。こういうの。

こういった通貨以外の使い方もできるので、想像力しだいでなんでもできます。おもしろーい!

 

 

以上、第四回クリプタンベビー向け暗号通貨講座でした。

 

みんなに読んでもらえるということが本当にすっごいモチベーションになります。

記事を面白いと感じてくれたら紹介しているTweetをポチっとRTして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

間違っている部分、気になった部分、わからない部分などありましたらいつでもコメント・Twitterのリプライ・DMなんでも構わないのでいただけるとうれしいです。

お返事遅くなるかもしれませんが、回答させていただきます。

 

それでは!

 

/////////////////

復習用 今日出た単語

・カウンターパーティ

XCP(カウンターパーティ内で使う通貨)

・PoB(Proof of Burn)

・DEX(分散型取引所)

予習用 次解説するもの

・スマートコントラクト

応用編 調べると理解が深まるもの

・カラードコイン  

・Bitcoin2.0

トークンエコノミー

【番外編】7年生き残って原資を40倍にした人のトレード論1

Say hoo! こんにちはまつかぶです! 情報商材っぽいタイトルで釣りました。

安心してください!ここには腕組んだ小太りもいないし札束の画像もありません!

記事は無料どころか広告すらない焼け野原です!

 

3回にわたって暗号通貨講座をしていきましたが、トレードに関する記事も書いてよって言葉も多く頂くのでちょっと今日は気分を変えてそっちについて書いてみます。

 

わたくしまつかぶ、トレード暦7年で勝ち始めたのは3年ほど前です。

それまではハゲたり泣いたりしてました。

そこから原資の40倍くらいにしてるのかな。お蔭様で今日も生き残ってます。

 

クリプタンベビーや株ベビーも勝てるようになるまではハゲたり泣いたりするでしょうが、少しでも抜ける髪の毛や涙の量を減らせるように、7年間で学んだことを暗号通貨講座の合間に上から目線で共有しますね。

 

トレードそのものに対するお勉強、トレード対象に対するお勉強

読者の方々は既にお気づきかと思いますが、この2点。どちらかを勉強してももう片方に対して全く応用が利かず、それぞれ別々に勉強しないといけません。

このブログで両方勉強して僕を超えない程度に最強になりましょうね。

 

今日お話するのはこの一点です。

エントリーにはシナリオを作れ

 

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いいチャートがある!すごい人が入ってる!僕もエントリーしたい!

まて!落ち着け!

お前はそれをどの時間軸で持っていくらで抜けていくらで切る気なの? 

 

あなたが参考にしたすごい人は自分の相場観をもとにどのくらい利益が期待できて、どのくらい損するかを想定してやってます。

有名人がTweetで煽って売りぬけるから有名人のコピートレードは儲からないとよく言われますが、本質はここにあったりします。

図説しましょう。

 

シナリオを考えてる人

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値動きに対し複数シナリオを建てています。

この先上がっても下がっても利益を最大化、損失を最小化できることでしょう。

何より最悪のラインを設定しているのでこれ1発で退場することがありません。

 

何も考えてない人

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もう差は歴然ですね。

ここから上がれば頭のいい人は自分なりの利益を取り、何も考えてない人は適当なところで適当な利益が出るでしょう。

 

しかし、このシナリオの本質は下がったときにあります。

シナリオを考えてる人

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あーあ損したドンマイ。

今夜の回らない寿司はスーパーの鮮魚コーナーに格下げです(店を選べば意外とうまい)

 

何も考えてない人

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LCポイント設定してないので気づいたらえらいことになってます

 

何も考えてない人・翌日

ここらへんで材料をやっと見直します。

ポジティブな部分だけを読み、中長期などと言い始めます。

空売りの買戻し板を見てぶあつい買い板などといい始めます。

 

何も考えてない人・いつか

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すんごいえらいことになってます。

TLを見ても誰もこの銘柄について触れなくなりました。

 

何も考えてない人・あぁぁー!

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あぁぁー!

 

 

以上、おわかりになられたでしょうか。

 

出口を設定してないと利食い逃して含み益は握りつぶすわ損は想定できないわでろくなことありません。

自分の立てたシナリオがいいか悪いかの判断なんて後です。とりあえず立てましょう。

精度はそのうち上がっていきます。

 

以上、まつかぶ的トレード論その1でした

たまにはこういう記事もいいよね。ちょいちょい書いていきます。

 

みんなに読んでもらえるということが本当にすっごいモチベーションになります。

記事を面白いと感じてくれたら紹介しているTweetをポチっとRTして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

 

ひけおつ!

3.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(分散合意アルゴリズムPow/Pos/PoI編)

はすたらびすたべいびー!(和訳:地獄で会いましょう赤ちゃん)

外側靭帯痛めました。こんにちはまつかぶです。

 

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ひねくれものの多い私の読者様方調子はいかがでしょうか。好きです。

 

さてクリプタンベビー達には2回にわたりドカドカと基礎を叩き込んでまいりましたが、まだまだあなた達はつかまり立ち程度です。今回紹介するのも基礎です。

世界の広さにワクワクしながら進んでまいりましょう。

3.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~

(分散合意アルゴリズムPow/Pos/PoI編)

 

3回目にもなってくるとそろそろ見出しのセンスが無いことにへこみそうになります。

毛に心臓が生えてるので大丈夫ですけど。

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さて、前回までビットコインブロックチェーンネットワークにおける、富や権利の分配方法(分散合意アルゴリズム)についてお話しました。

 

ただ世の中にはビットコインという通貨以外にもアルトコインという別世界の通貨。さらには草コインと呼ばれる魔界の通貨があります。

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ビットコインの採用しているアルゴリズムPoW(Proof of work)でしたね。復習したよねベイビー!

 

中には違うアルゴリズムを採用している通貨もあるのです。今日はその中でも代表的なPoS(Proof of Stake).PoI(Proof of Importanse)この2つをPoWと比較しながらお話しましょう。

 

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1.PoW

多くの通貨が採用するアルゴリズムです。

PoWについては前回話しましたね。マシンパワーに応じた報酬。力こそ正義。

電力を燃やしてインフラを維持。その電力分をバックするイメージです。合理的。

ただし決定的な弱点があります。

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力こそ正義なので、常にビンビン最強であり続けなければなりません。

おはようからおやすみまで、なんなら寝てる間もビンビンです。

おっ、変なこと想像しましたね。このエッチマン!

要するに常にマシンパワーを発揮し続けてないので恐ろしい電気代がかかり続けます。あんまりエコではないですね。

 

2.PoS

PoWの欠点を埋めたといわれるアルゴリズム。Nxt,ppcなどがこれを採用しています。

最近流行っているPoS通貨という言葉はここから来ています。

PoSはPoWと違ってマイニングがマシンパワーの殴り合いではありません。

多くその通貨を持ってる人が多く報酬と決定権を得られるシステムです。

殴り合いがおきないので無駄な電気代がかかりません。Peace!Peace!

しかしこれにも違う面で弱点があります。

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多くその通貨を貰ってる人が多く報酬をもらう。もらった通貨分次の報酬も増えます。

 

つまり見方を変えると最初のほうに大きく投資した人が富み続けるシステムになります。先行投資した人が多くの配当を貰い続けるというのは論理的ではありますが。

 

加えて、その通貨を持ち続けることがインセンティブになるので流動性が低下します。使ったら貰える報酬減るし次の報酬貰ってからにしよう…の無限ループ。

インフィニティ欲豚スパイラルです。通貨として本末転倒になりかねません。

 

これがコミュニティの停滞化を招く可能性があります。コミュニティの停滞すなわち価値の下落でもあるので、ここのコントロールが非常に難しいです。

 

3.PoI

日本で大人気XEMの独自アルゴリズムでPoSの欠点をいくらか克服しています。

 

その通貨をたくさん持ち続けることが正義なPoSと異なり、その通貨の保有量とその通貨をどれだけネットワーク上の経済活動に使ったか。この2点からスコアが算出され、その成績に応じて報酬が貰えます。なんだかビジネスマーン!

 

PoSの2つ目の弱点である流動性の低下を克服し、さらに大富豪でなくともその通貨のコミュニティを盛り上げたりする有志にも報酬が多く入るようになります。

 

しかし、いいことずくめのようですがこれにも欠点が…

僕では書くほどの欠点が思いつかなかったのでよければDMとかで教えてください。

 

個人的にこのPoIを採用したXEMは、これからの発展の方向次第はBTCばりの力を持つ可能性があると思います(持ってないけどポジトークっぽいことを言う)。

 

まとめると

PoWはインフラの維持に対し

PoSはインフラへの投資に対し

PoIはインフラの発展に対し

それぞれ着目し、権利や報酬を与えてるとイメージするとわかりやすいかもですね。

 

以上、第三回クリプタンベビー向け暗号通貨講座でした。

 

 

記事を書いて間もないですが、たくさんの声を頂いてます。全部読んでます。

みんなに読んでもらえるということが本当にすっごいモチベーションになります。

記事を面白いと感じてくれたら紹介している呟きをRTして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

 

間違っている部分、気になった部分、わからない部分などありましたらいつでもコメント・Twitterのリプライ・DMなんでも構わないのでいただけるとうれしいです。

お返事遅くなるかもしれませんが、回答させていただきます。

 

あと、なんも考えずブログを立ち上げましたが、そろそろブログのUIやデザインについて考えていきたいです。

そのうち暗号通貨払いでデザイン案やヘッダー画像などの募集をするかもしれません。

その際はよろしくお願いします。

 

 

 

 

/////////////////

復習用 今日出た単語

・分散合意アルゴリズム

・Proof of Work(PoW)

・Proof of Stake(PoS)

・Proof of Importanse(PoI)

・アルトコイン

・草コイン

・シットコイン

応用編 調べるともっと理解が深まる単語

・Proof of Burn(PoB)

ハーベスティング(XEMが採用している報酬の配布方法)

・エアドロップ(PoS通貨によく採用される報酬の配布方法)

2.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(ハッシュパワーと51%問題編)

聞こえる…電子の渦からクリプタンベビー達の呼び声が…
わたしを呼ぶ声が…


幻聴です。こんにちはまつかぶです。
第一回好評頂けたようで色んなコメントに昨日は興奮して眠れない予定だったんですが1時に寝て8時に起きました(肌の調子がとてもいい)

 

さて今回はコメントで質問もらった以下の件について。

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質問ありがとうございます。おかげさまで記事の方向がつきました(助かった)

読者さんの読んでわからない部分って僕じゃわからないので本当にありがたいです。

どしどしください。

 

ってことで、今回は前回ちらっと触れた

ブロックチェーンネットワークの参加者と、いわゆる51%問題について解説します

よろしくっ!

 

第二回 ハッシュパワーと51%問題編

いきなりわけわかんない言葉出ましたね。

ドントクライベビー。スマイル。

前回、ブロックの承認は参加者全体の票の過半数を占めればOKと説明しました。

ですが、ブロックチェーンネットワークにおいて1票とは1人に1票ではなく、つよいパソコンの持つパワー(ハッシュパワー)によって票数が配分されます。

こんな感じです。

 

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ブロックチェーンネットワークは管理者のサーバーなんてありません。P2Pという仕組みで動いています。常に誰かのPC(ノード)のパワーを借りて動いてます。ブロックチェーンネットワークは要するに元気玉

なので多くパワーを入れてくれた人に多くの投票権を渡してます。

 

分けた元気が投票権やマイニングのパワーになって返ってくる感じですね!フェアネス!こう考えたら元気玉すげえ不平等なスキームだな。

 

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(圧倒的マイニングパワーの差)

BTCのブロックチェーンにおいては力こそが正義です。ハッシュパワーが正義です。

 この力こそ正義なシステムのことをProof of work(POW)と呼びます。

名前のとおりいっぱい働く奴が偉いってやつです。日本人には馴染み深いですね。

 

そんなパワーこそ力の時代にできたひとつの発想。チーム戦です。

チームを組んでマイニングすれば報酬が貰える機会が増え、安定化が計れます。

まさに穴堀合組合です。

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失礼しました。ヒップホップ成分が入りました。

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すごいオタク達は彼らのハッシュパワーを持ち寄り、聖天使ウルトラプールユニオンを結成。これが色々な記事でよく出てくる言葉、マイニングプールというものです。

いっぽう自分のマイニングパワーじゃかかる電気代すらペイできないスライムはそのマイニングプールに出資します。

マイニングプールに出資し、配当を貰うという形で間接的にマイニングを行うこの行為をクラウドマイニングと言います。省エネ!

 

さて、力をつけたマイニングプールにはさらに資金が集まります。そんなもんです。

資金が集まれば設備も増強でき、入ってくるBTCも増えます。おお資本主義。

 

さて月日は流れ、聖天使ウルトラプールユニオンは国家レベルのハッシュパワーを持つようになりました。

 

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出ましたハッシュレート51%。つまりブロック承認し放題です(51%問題)。

悪の限りを尽くします。回転寿司の皿をレーンに戻すとかそんなかわいいもんではありません。

自分以外が見つけたハッシュのブロックは全部認めずマイニング報酬は全取り。自分が不正取引したブロックもむりやり承認。やりたい放題です。

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不正取引の典型例として二重支払いがあります。"支払ったという証明"を自分で好きに出せるため、実際には相手に支払ってないのに支払った証明を乱発できます。

食べさせてないのにおじいちゃん朝ごはんはもう食べたでしょ?って言っちゃう感じ。

こうなるとこの通貨には信用もクソもなくなり、この通貨はクソになります。

 

さてそんな天下が続くわけもありません。

信用のなくなった通貨の価値は大暴落し、他のマイニングプールはやってらんねーぜと新天地へ。自分のマイニングプールからも離脱者が続出し、明智光秀ばりの長期政権に。

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このように圧倒的なパワーを持ったとしてもひとたび悪いことすれば自分が死ぬほど持ってる通貨の価値を大暴落させる上に、界隈からは世界の敵かのように叩かれます。

圧倒的なパワーは悪いことせずマイニングに使ったほうが儲かるのはこういうことです。

 

そして、悪いことせずとも51%のハッシュレートを持ってること自体がいつでも悪いことができるという証明でもあるので将来国家レベルでハッシュレートを持つであろう、尻から石油が沸くタイプのクリプタンベビーはそれより低い値に抑えておきましょう。

 

以上、第二回クリプタンベビー向け暗号通貨講座でした。

 

間違っている部分、気になった部分、わからない部分などありましたらいつでもコメント・Twitterのリプライ・DMなんでも構わないのでいただけるとうれしいです。

お返事遅くなるかもしれませんが、回答させていただきます。

 

それではおつかれさまでした。

 

 

 

チャ

 

 

/////////////////

復習用 今日出た単語

・51%問題

・ハッシュパワー

・ハッシュレート

クラウドマイニング

・二重支払い(ダブルペイメント)

・ノード

P2P

・Proof of work(POW)

1.暗号通貨講座~クリプタンベビーの君へ捧ぐ~(ブロックチェーン編)

こんにちは。昨日はたくさんのご来訪ありがとうございます。
どんな風にやっていこうかって考えた挙句

とりあえず前回中途半端な説明をしたマイクロペイメントをちゃんと解説しようかなと思ったんですが、Twitterでアンケートを取った結果

 

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(※ほか、僕の筋肉についての依頼が1票)


世間のニーズとの乖離を肌で感じたので基本的な用語から解説していきます。

 

解説にあたって、当ブログはイメージのしやすさ、わかりやすさを重視しています。
土台さえ理解できれば枝葉は自分で調べられる力がつくと思ってるので細かい部分は省きまくりです。歴史や思想的な面は必要ない限りほぼ解説しません。ご了承ください

 

取引所で暗号通貨の売買はするけど、売り買いのやり方とコインの名前以外何も知らないよ って方がこのブログの想定するスタートラインだと思ってください。

将来には読み終わる頃にはそこらへんの暗号通貨に関する記事なら読んで理解できる程度になるバイブルにする予定です。


まずは右も左もわからないハイハイ状態のクリプタンベビーをつかまり立ちまでできる程度まで引っ張り上げます。

今回のみ基礎の基礎なので文字が多いです。

文字を覚えなければ本は読めないのでまずは文字から覚えていきましょう。

そのうち絵ばっかになります。

さあ、一緒にがんばっていきましょうクリプタンベビーよ!


第一回 ブロックチェーン

その1.ビットコインブロックチェーン

 

まずそこのベビー。ビットコインブロックチェーンをよくわからないまま一緒に考えてませんか。
この2つは鮭とプテラノドンくらい違います。まずはここからはじめましょう。

 

一部を除いた暗号通貨とよばれるものの全ての土台にはブロックチェーンがあります。

ビットコインだとか、イーサリウムだとかモナコインだとか、こういったものは全てこのブロックチェーンから生み出されたトークという概念です。これを僕らは勝手に通貨と呼び、通貨として使っているのです。

 

いろんな機能を持ったブロックチェーンがありますが、ほぼ全ての暗号通貨はなんらかのブロックチェーンを使用しています。

通貨ごとの取引の記録は全て使用しているブロックチェーン内で処理されます。

 

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その2.ブロックチェーンの仕組み

 

お次はブロックチェーンの仕組みについて。

ここではビットコインブロックチェーンを例に挙げて説明します。

 

ブロックチェーンってのは名前通りいっぱいブロックが鎖みたいに繋がってます。

ブロックの中にはその通貨の取引記録とかがまるみえの状態で詰まってます。

 

ブロックはマイナーと呼ばれるパソコンがすごく強い人たちが作ります。チェーンとチェーンの間にハッシュというランダムな数字を計算で割り出し、接着剤みたいにしてくっつけます。

最初に正しい接着剤をくっつけて承認された人がブロックチェーンからビットコインを報酬として授かるわけです。このパソコンの強い人たちが行う一連の作業をいわゆるマイニングと呼びます。

 

合うハッシュ(接着剤)は毎回ランダムなのでマイナーたちはつど各々のつよいパソコンで色んなものをそりゃもう必死に練り合わせまくります。

誰かが正しい接着剤を練り上げた瞬間他の人は全員練り損になるので必死です。要するにマイニングとはつよいパソコンで殴りあうサイバーバトルです。

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そして誰かが正しいハッシュ(接着剤)を見つけると、繋がった新しいブロックの取引が正しいかブロックチェーンネットワーク参加者全体で多数決を取ります。

 

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取引内容はすべて丸見えなので、紐付けされている情報を参照すればその取引が正しいかおかしいか判断できます。

過半数の参加者がそのブロックの中の取引を承認するよ。とすれば無事、そのブロックの中に入れられた取引は成立し、ハッシュ(接着剤)を見つけたマイナーはBTCが貰えます。おめでとう。

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一方、不正な取引が含まれてたとかで承認されないと新しいブロックはゴミ箱に放り込まれ、次の新しいブロックを接着することになり、サイバーバトルが再開します。ゴミブロックのハッシュ(接着剤)を見つけたマイナーには報酬が支払われません。

オーマイガ。

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僕らがビットコインを使って安心な取引ができる裏にはこんな戦いが繰り広げられています。しかし、この戦いこそがビットコインでの取引を万全にしているのです。

 

取引者はコインを送ったり受け取ったりしたいので取引記録を作るし

マイナーはビットコインが欲しいので必死に取引記録の入ったブロック同士をくっつけます。

そして参加者はブロックチェーンを健全にしたいです。不正が横行したら自分のビットコインの信頼性や価値も下がるから。なので悪い取引しようとしてる人は殺されます。

 

そして悪いことを思いついた人ですら、ネットワーク参加者を全員黙らす圧倒的なパワーを持っているなら取引記録を自分に有利なようにもっていくより、その圧倒的なパワーを使って接着剤練ってるほうが儲かる設計になってるので悪い人が悪い人になりえないのです。

 

今書いた参加者全員が自分の利益に基づいて行動しています。

しかしそうすることによってブロックチェーンは強固なセキュリティになるのです。

みんなブロックチェーンの手のひらで踊らされているのです。

おそるべしブロックチェーン

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以上第一回クリプタンベビー向け暗号通貨講座でした。

 

間違っている部分、気になった部分、わからない部分などありましたらいつでもコメント・Twitterのリプライ・DMなんでも構わないのでいただけるとうれしいです。

お返事遅くなるかもしれませんが、回答させていただきます。

 

それではおつかれさまでした。

 

 

 

チャ

 

 

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復習用 今日出た単語

ブロックチェーン

・ブロック

トーク

・マイニング

・ハッシュ(文中では接着剤と表現)

 

 ※注

厳密に言うとハッシュは各ブロックの中に取引情報と一緒に入ってます。